信州福祉事業所認定・評価制度の概要
長野県では、福祉・介護人材の参入・定着を図るため、人材の確保・育成に主体的に取り組む事業所を認証・公表することにより業界全体のレベルアップとボトムアップにつなげる「信州福祉事業所認証・評価制度」を創設しました。
この制度の運用により、求職者に対して入職の判断につながる情報発信を行うとともに、福祉事業所全体の意識改革を促し、職員の就労環境や処遇等の向上を図ります。
1 対象
長野県内で福祉・介護事業(介護保険サービス、障害福祉サービス、児童福祉サービス)を運営する法人または事業所(以下「事業者」という。)
2 制度活用のメリット
「信州福祉事業所認証・評価制度」に取り組むことを宣言した事業者(以下「取組宣言事業者」という。)は、専用サイトに公表され、認証に向けた取組の結果、認証・評価基準を満たし認証された事業者(以下「認証事業者」という。)には認定証が交付されるとともに認証マークの使用が認められます。
取組宣言事業者になると
- 事業所のイメージ、知名度が上がる。
- 認証取得への取組を通じて、組織を活性化できる。
認証事業者になると
- 認証取得の過程において調査員等のアドバイスを受けることができる。
- 採用活動等において認証マークを活用し、事業所をアピールできる。
- 専用サイト等において、積極的に広報されることで、事業所イメージが向上する。
- 県社協主催の福祉職員生涯研修において優先的に参加ができる。
- 職場説明会等においては、認証マークの表示、優先枠、認証事業所だけに限った開催などの優遇措置を検討しています。
- 職員のモチベーションがアップすることで職員の質が向上し、優秀な人材の確保につながる。
認証マーク「信州ふくにん」
福祉の事業所を調査して報告をする戸隠忍者をコンセプトに制作されました。認証は銀、今後追加する予定の上位認証は金を基調としています。
3 認証までの流れ
県内福祉・介護事業所
①取組の宣言 人材育成等に取り組むことを宣言
取組宣言事業者
②認証に向けた取組
③認証申請
調査員等によるアドバイス
④⑤認証・評価審査委員会による審査・意見聴取
認証事業者
県による認証 認定証の交付
- 取組宣言・認証申請は随時受け付けます。
- 宣言の有効期間は宣言の日から2年間です。
- 認証期間は、認証の日から3年間とし、更新が可能です。
① 取組の宣言
認証取得を目指す事業者は、あらかじめ人材育成などについて取り組むことを宣言します。事務局(長野県社会福祉協議会)は取組宣言事業者として登録し、公表します。
取組宣言書は受理しましたら 通知書(様式第2号) にてお知らせします。
②認証に向けた取組
取組宣言事業者は、調査員等によるアドバイスを受けることができ、認証・評価制度評価基準に基づいた取組を実施します。
③認証申請
取組の結果、取組宣言事業者は認証・評価基準を満たしたと判断した時点で、認証申請を行います。
④認証・評価審査委員会による審査
認証申請のあった事業者に対して、認証・評価審査委員会が審査を行います。
(申請時に添付される書類による事前審査及び調査員の現地確認審査)
⑤認証・評価審査委員会による意見聴取
認証・評価審査委員会は、県に審査結果を報告し、意見聴取を経て、認証事業者を選定します。
⑥県による認証
県は、すべての評価基準を満たしていると判断される事業者を長野県知事が認証し、認定証を交付します。
認証の有効期間は3年間で、更新制とします。認証更新申請書(様式第4号)
※取組宣言書等の内容を変更もしくは辞退する場合は、必要に応じて申請事項変更届(様式第5号)再交付申請書(様式第6号) 辞退届(様式第7号)を提出してください。
事務局(問い合わせ・書類提出先)
(社)長野県社会福祉協議会 福祉人材センター
〒380-0936 長野市中御所岡田98-1
TEL 026-226-7330 FAX 026-227-0137 E-mail jinzai@nsyakyo.or.jp